カメラの種類を知る(スマホ・一眼・CMOS)
スマホ・一眼・天体用CMOSの違いと、向いている被写体を理解する。
- 初心者向け
- 約2分
天体写真で使うカメラは大きく3系統あります。それぞれ得意な被写体と手軽さが違います。手元のスマホからでも始められます。
- センサー
- カメラが光を電気信号に変える部品。大きさや感度が写りを左右する。
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まずは:3種類の違い
| 種類 | 手軽さ | 得意な被写体 |
|---|---|---|
| スマホ | とても高い | 月・星景・明るい対象 |
| 一眼(ミラーレス含む) | 高い | 星景・星座・星雲星団の入門 |
| 天体用CMOS(冷却含む) | やや専門的 | 淡い星雲・星団の本格撮影 |
- CMOS(天体用)
- 天体撮影に特化したカメラ。長時間露出やノイズ低減のため、冷却機能を備えるものもある。
02もっと詳しく:センサーと写りの関係
暗い天体を写すうえで効いてくるのは、センサーの感度・ノイズ特性・冷却の有無です。
一眼・スマホ
- 1枚でカラーが得られ手軽
- そのまま撮れて環境を選ばない
- 短め露出を多数重ねて淡部を補う
- 常温撮影で熱ノイズは出やすい
天体用CMOS
- 冷却で熱ノイズを抑えやすい
- モノクロ機はフィルターで高コントラスト
- PCや専用環境が要ることが多い
- 淡い星雲の本格撮影に向く
- 冷却でセンサー温度を下げると、長時間露出での熱ノイズを抑えられる。温度を約6〜7℃下げると熱ノイズはおおよそ半分になる
- モノクロCMOSはベイヤー配列を持たないため素の解像が高く、ナローバンドなどのフィルターと組み合わせれば光害下でも高コントラストを狙える
- 一眼やスマホは1枚で色が得られ手軽だが、淡部の表現は枚数を重ねて補う
- センサーの画素ピッチと鏡筒の焦点距離の組み合わせで、1画素が受け持つ空の角度(サンプリング)が決まり、解像の上限に影響する
- 熱ノイズ(暗電流ノイズ)
- センサーが熱で発生させるノイズ。露出が長く温度が高いほど増える。冷却や補正で軽減できる。