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カメラの種類を知る(スマホ・一眼・CMOS)

スマホ・一眼・天体用CMOSの違いと、向いている被写体を理解する。

更新: 2026-06-20

天体写真で使うカメラは大きく3系統あります。それぞれ得意な被写体と手軽さが違います。手元のスマホからでも始められます。

センサー
カメラが光を電気信号に変える部品。大きさや感度が写りを左右する。
初心者向けまずは:3種類の違い
種類手軽さ得意な被写体
スマホとても高い月・星景・明るい対象
一眼(ミラーレス含む)高い星景・星座・星雲星団の入門
天体用CMOS(冷却含む)やや専門的淡い星雲・星団の本格撮影
CMOS(天体用)
天体撮影に特化したカメラ。長時間露出やノイズ低減のため、冷却機能を備えるものもある。
まずは手持ちのスマホや一眼で十分です。撮りたい対象が淡い星雲へ移ってきたら、専用カメラを検討すると無駄がありません。
上級者向けもっと詳しく:センサーと写りの関係

暗い天体を写すうえで効いてくるのは、センサーの感度・ノイズ特性・冷却の有無です。

一眼・スマホ vs 天体用CMOS

一眼・スマホ

  • 1枚でカラーが得られ手軽
  • そのまま撮れて環境を選ばない
  • 短め露出を多数重ねて淡部を補う
  • 常温撮影で熱ノイズは出やすい

天体用CMOS

  • 冷却で熱ノイズを抑えやすい
  • モノクロ機はフィルターで高コントラスト
  • PCや専用環境が要ることが多い
  • 淡い星雲の本格撮影に向く
  • 冷却でセンサー温度を下げると、長時間露出での熱ノイズを抑えられる。温度を約6〜7℃下げると熱ノイズはおおよそ半分になる
  • モノクロCMOSはベイヤー配列を持たないため素の解像が高く、ナローバンドなどのフィルターと組み合わせれば光害下でも高コントラストを狙える
  • 一眼やスマホは1枚で色が得られ手軽だが、淡部の表現は枚数を重ねて補う
  • センサーの画素ピッチと鏡筒の焦点距離の組み合わせで、1画素が受け持つ空の角度(サンプリング)が決まり、解像の上限に影響する
熱ノイズ(暗電流ノイズ)
センサーが熱で発生させるノイズ。露出が長く温度が高いほど増える。冷却や補正で軽減できる。
どのカメラでも、複数枚を重ねるコンポジットとダーク/フラット補正でノイズと写りは大きく改善します。詳しくは「画像処理・編集」を参照。

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