図鑑を効率よく埋める
限られた晴れ夜で図鑑の完成度を上げる。優先順位と計画の立て方。
- 初心者向け
- 約2分
晴れる夜は限られています。同じ夜でも、何を狙うかで図鑑の埋まり方は大きく変わります。効率よく完成度を上げる考え方を紹介します。
01
まずは:今夜の対象を決める
迷ったら、次の3つを順に確認すると今夜狙うべき対象が決まります。
- 1図鑑で未取得の天体を確認する
- 2そのうち今夜・今の季節に高く昇るものを選ぶ
- 3月明かりの条件に合わせる(明るい夜は月・惑星・明るい対象、暗い夜は淡い星雲・銀河)
02
広く埋めるか、深く撮るか
図鑑の埋め方には、大きく2つの方向があります。どちらが正解ということはなく、気分や条件で使い分けます。
広く埋める
- 未取得の対象を次々に新規取得する
- 1対象あたりは短時間で割り切る
- 図鑑の「数」が早く伸びる
- 条件の良い夜にまとめて稼ぎやすい
深く撮る
- 取得済みの対象を撮り直して進化させる
- 1対象にじっくり時間をかける
- 図鑑の「質」が上がる
- 機材や処理の上達がそのまま反映される
03もっと詳しく:埋め残しを減らす
効率を上げる本質は「同じ夜にしか撮れない対象から先に押さえる」ことです。いつでも撮れる対象は後回しでかまいません。
- 季節限定で、しかも今シーズン中に南中高度が下がっていく対象を優先する。逃すと来年まで好機が来ない
- 明るい月・惑星は通年で機会が多いため、暗夜に狙うのはもったいない。月明かりのある夜に回す
- 1晩で近い方角・近い高度の対象をまとめて撮ると、向きの変更が減り取得数が伸びる
- カタログ単位の達成(メシエを一定数など)を中間目標にすると、埋め残しが見えやすい
- 好機の窓
- ある天体が「高く・暗い夜に・無理なく狙える」期間。季節と月齢の重なりで決まり、見落とすと次の機会まで時間が空く。
進捗を計画に変える
図鑑の進捗表示で「あとどのカタログがどれだけ残っているか」を把握し、季節と月齢に合わせて未取得対象を割り当てると、埋め残しが着実に減ります。詳しくは「図鑑の進捗を見る」を参照。