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図鑑(コレクション)

初心者が狙いやすい天体

最初の図鑑を埋めるのに最適な、明るく撮りやすい天体ガイド。

更新: 2026-06-20

天体写真を始めたばかりなら、明るくて大きい対象から狙うのが成功の近道です。最初の図鑑を埋めるのに向いた、撮りやすい天体を紹介します。

初心者向けまずは:いちばん撮りやすい対象

次の対象は明るく、特別な機材がなくても写せます。図鑑の最初の数枠を埋めるのに最適です。

撮りやすさで進める順番

月(とても明るい)明るい惑星(木星・土星・金星)明るい深宇宙天体(M42・M45)淡い星雲・銀河(複数枚を重ねる)
対象種類なぜ撮りやすいか
衛星とても明るく、スマホでもクレーターまで写る
木星惑星明るく、4つの大きな衛星も見える
土星惑星肉眼でも明るい点に見え、望遠やズームで環の存在が分かる
金星惑星夕方や明け方にひときわ明るく輝く
まずは月から始めるのがおすすめです。明るいので、固定撮影でもブレずに写しやすく、図鑑の最初の1枚に最適です。
初心者向け肉眼でも見える有名な深宇宙天体

惑星に慣れたら、星雲や星団に挑戦してみましょう。次の対象は明るく、暗い空なら肉眼でもうっすら見えます。

  • M42(オリオン大星雲):冬の代表。明るく、星雲撮影の入門に最適
  • M45(すばる/プレアデス星団):青白い星の集まりが美しい
  • M31(アンドロメダ銀河):肉眼でも見える最も近い大型銀河
  • M13(ヘルクレス座球状星団):夏の球状星団の代表。暗い空ではぼんやりした点に見える
深宇宙天体(DSO)
太陽系の外にある星雲・星団・銀河などの総称。Deep Sky Object の略。多くは暗いが、ここで挙げた対象は比較的明るい。
上級者向けもっと詳しく:撮りやすさを決める要素

同じ深宇宙天体でも、撮りやすさには差があります。次の要素が大きいほど、入門者でも写しやすくなります。

  • 明るさ(表面輝度)が高いほど、短い露光でも写る
  • 見かけの大きさ(視直径)が大きいほど、構図に収めやすく拡大も不要
  • 南中高度が高いほど、大気の影響を受けにくい
表面輝度
天体の面が単位面積あたりどれだけ明るいか。総合の明るさが同じでも、面が広い天体は表面輝度が低く、写すのに時間がかかる。
「明るい等級」でも、面が広く広がった天体は表面輝度が低く写りにくいことがあります。等級だけで判断しないようにしましょう。

次の一歩

明るい対象で操作に慣れたら、複数枚を重ねるコンポジットで暗い対象にも挑戦できます。被写体別の撮り方は「撮影のコツ」を参照。

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