Platesolving(天体自動特定)とは
写真の星の並びから「何が写っているか」を自動で割り出す仕組み。
更新: 2026-06-20
Platesolving を使えば、写っている天体を手作業で調べなくても自動で割り出せます。StarryPocket では Pro 機能として提供しています。
初心者向けまずは:使い方の流れ
むずかしい設定は要りません。Pro 加入中は、星が点として複数写った写真を投稿すると判定が自動で始まります。ボタンを押す必要はありません。
- 星がはっきり点像で写っている写真を、いつもどおり投稿する
- 判定(解析)が自動で始まる。少し待つと結果が出る
- 写真の詳細画面で、判定された天体名と写野の座標を確認する
- 正しければ、そのまま図鑑への記録などに活用する
判定の状況や結果が見えるのは、その写真を投稿した本人だけです。これは撮影地の緯度経度ではなく、空のどこを向いていたかを示す天球座標です。
過去に投稿した写真をあとから判定したいときは、その写真の詳細画面から再解析を実行できます(本人・Pro のみ)。
月や惑星など面積のある単体は、星の並びの照合に向きません。星野・星雲・星団・星景など、点像の星が複数写る写真で力を発揮します。
上級者向けもっと詳しく:仕組みと成功させるコツ
Platesolving は、画像から星を検出し、星どうしの相対位置のパターン(三角形などの幾何学的特徴)を作ります。これを星表側の同じパターンと照合し、一致すれば画像の中心座標・向き・写野の角度(スケール)が分かります。
解けやすくする条件
- ピントが合い、星が点像で複数(最低でも数個以上)写っている
- 強い星像の流れ(追尾エラー・固定撮影の線状化)がない
- 過度なトリミングをしていない(星の数が十分残っている)
- 極端な歪曲や強い周辺収差が少ない
ノイズが多い・ピンボケ・星が線状に流れた写真は、星の検出に失敗して解けないことがあります。判定が出ないときは、星が多く点像な別カットで試してください。
解けたあとに分かること
- 写野の中心座標(赤経・赤緯)と、写っている範囲のおおよその広さ
- 画角内に入っている著名な天体(星雲・星団・銀河など)の名前
- 画角内を通る星座。点像の写真では、星座線や天体名を重ねた表示で位置関係を確認できる
焦点距離を EXIF から読めると写野の角度(スケール)の見当がつき、解の探索が安定します。EXIF が無くても解けますが、より多くの星と良好な点像が必要です。
Platesolving の結果は写真の幾何から導いた推定です。明らかに違う天体名が出たら、トリミングのし直しや別カットでの再解析を試してください。
図鑑との連携
対象が特定できると、図鑑(コレクション)にどの天体を撮ったか正確に記録できます。集め方は「図鑑・コレクション」を参照してください。
解けない写真を粘る前に、より多くの星が点像で写った別カットに切り替えるのが近道です。詳しい対処は「Platesolving を使いこなす」を参照してください。
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