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Platesolving を使いこなす

解ける写真・解けない写真の見分けと、失敗したときの立て直し方。

更新: 2026-06-20

Platesolving は、写真の中の星の並びが頼りです。星がしっかり点像で写っているほど解けやすく、写っていなければ解けません。

考え方

「解けない」は失敗ではなく「星が足りない・流れている」というサインです。撮り方や元カットを変えれば多くは解けます。

初心者向けまずは:解けやすい写真を選ぶ

投稿前に、その写真が解けそうかを軽く見立てられます。次の特徴があるカットを選びましょう。

解けやすい写真 / 解けにくい写真

解けやすい

  • 星が点でくっきり、数も多い
  • ピントが合っている
  • トリミングしすぎていない

解けにくい

  • 星が線状に流れている
  • ピンボケ・ノイズが多い
  • 強く拡大トリミングして星が少ない
  1. 同じ対象で複数カットあれば、星が多く点像なものを選ぶ
  2. 強い処理や拡大トリミングをかける前の状態を投稿する
  3. 投稿後、詳細画面で判定結果を待つ
現像で星を強調しすぎると、白飛びでかえって星の中心が取りにくくなることがあります。星が点として分かる程度に抑えるのがコツです。
上級者向けもっと詳しく:解けないときの立て直し

判定が出ないときは、やみくもに再解析を繰り返さず、原因を1つずつ潰します。多くは「星の検出数」と「星像の質」の問題です。

解けないときの対処フロー

星が点像で複数写っているか確認星が流れていれば追尾・固定の問題を疑うトリミングが強すぎないか確認し、星を多く残すEXIF(焦点距離)が残っているか確認条件の良い別カットで再解析
症状考えられる原因対処
星が検出されないピンボケ・ノイズ過多・星が少ないピントの合った別カット、星の多い構図に変える
星が線になっている追尾エラー、または固定撮影の日周運動追尾を見直す、露出を短くする、点像のカットを選ぶ
解けるが対象名が違う強いトリミングや歪みで照合がずれたトリミング前のカットで再解析する
解析に時間がかかるスケールの手がかりが少なく探索が広い焦点距離を含む EXIF 付きのカットを使う

向き不向きを理解する

  • 向く:星野・星雲・星団・銀河・天の川など、点像の星が複数写る写真
  • 向く:星景でも、空の領域に星が十分写っていれば解けることがある
  • 向かない:月・惑星の単体アップ(星の並びが写らないため照合できない)
  • 向かない:曇天・薄明で星がほとんど写っていない写真
判定結果は写真の幾何から導いた推定です。図鑑へ記録する前に、表示された天体名と構図が自分の認識と合っているか目視で確認してください。
解析の状況と結果が見えるのは投稿した本人だけです。座標は撮影地ではなく、空のどこを向いていたかを示す天球座標です。

図鑑への活かし方

対象が確定したら、図鑑にどの天体を撮ったか正確に記録できます。集め方は「図鑑・コレクション」を参照してください。

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